チェーニのうた




光と影の女王 チェーニはあるく

影をつたって さまよいあるく

きれいなおはなし うたいながら

もうひとつの影 さがしてあるく

城なきチェーニ うたいながら

12 13 闇から 光へ

黒いおめめと 紅い月

ふたつの影を みているよ


<光と影の女王チェーニの5番弟子 エリザベス鳥プップの解説>

『チェーニのうた』は13月世に伝わる
作者不詳の最も古いうたのひとつです

チェーニは影を伝って
13月世 12月世 霧の國
全ての世界に移動します
ゆえに「影の女王」と呼ばれています

光と影の女王チェーニは
何かを支配するわけではなく
何か 大切なものを探しながら
13月世 12月世 霧の國 を
彷徨い歩いているようです
その旅で出逢った出来事を美しい“詩(うた)”にして
歌いながら旅をします

詩の終りの
“黒いおめめと紅い月 ふたつの影をみているよ” は
未だ意味が解明されておらず
13月世の学者達が分析会議を進めておりますが・・・

13月世の物語の旅の進行とともに
いずれ 明らかになってゆくのかもしれませんね ***

コメント